<ごあいさつ>

 

 ようこそ、「案山子の里のツキノワグマ」のオフィシャルサイトへ。私は、徳島大学 大学院 総合科学教育部 地域科学専攻 横断領域表現研究室 M2の社会人。修士論文の作品として、Unityでゲームを制作。まだまだ初心者である。

 

 

<ゲーム制作のきっかけ>

 

 ゲーム制作をはじめるきっかけとなったモデル集落がある。以前より訪れることの多い徳島県三好市東祖谷の名頃集落。小学校が廃校になり、住民によると子どもが全くいないという。平成22年度の国勢調査では、この東祖谷の総人口は1,627人に対し、平成27年度は1,281人と32%減少と全国平均8%を遥かに超える速度で過疎化が進んでいる。このことから、平成29年、私はこの地区を含む隣接する旧5村について「剣山系山間部に暮らす人々の幸せ指数」としてアンケート調査を実施した。当初は悲観的な考え方であったが、結果を集計すると回答のあった105名の住民の内、82名は総合的に「幸せ」または「まあまあ幸せ」と答えており、「健康」「変わらない暮らし」「安全な暮らし」などその基準として挙げられていた。結果、人口減少など数値だけで総合的な暮らしぶりは判断できないと感じた。(アンケートオフィシャルサイト http://www.shikoku-u.com/happy2017/

 これを踏まえ「記憶」「経験」「場所」を多面的に捉えることが可能なのはシミュレーションゲームが最も相応しいと思いこのゲームを制作することに至った。特にこのゲームではモデル集落の付近で、絶滅危惧として保護されている野生動物のツキノワグマをプレイヤーが操作することで、過疎化の進む集落をクマ目線で横断的に体験できるようにした。様々な課題解決や将来像を想像してもらう一助となればと考えた。

 

 

<ゲームの概要>

 

 住人が減り続ける鶴亀集落。その代わり、住民の思い出の衣装で作った案山子は増えていくばかり。そんな集落に一匹のツキノワグマが現れるようになった。プレイヤーはそのクマに扮し、案山子作りのおばさんの秘めた追憶メッセージと、その案山子の匂いから生ずるクマの記憶メッセージを辿りながら集落を巡り、お腹を満たして、制限時間内に冬眠場所に辿り着くとステージクリアになる。全4ステージ。

 

 

<遊び方>

 

右の「START」ボタンをクリックし、[W][A][D][S]キーでクマを移動。案山子に遭遇したら[Enter]キーで追憶メッセージを表示切替、エサの場所などヒントもあるかも。追憶メッセージを[Enter]キーで消えるまでクリックすると、クマを再び移動させることができる。時間内に冬眠用の洞窟に辿り着くとステージクリア。※ゲーム中、操作ができなくなった場合[Esc]キーで強制終了可能。

 

 

<最新バージョンのお知らせ>

 

ファーストリリースβ版・jbands_01.zip  ゲームを無料で ダウンロード(121MB)

 

 

<推奨システム条件>

 

OS: 64-bit Windows10, Windows8, Windows7

プロセッサー: Intel Core i5 / AMD Phenom II X4

メモリー: 2 GB RAM

グラフィック: Vidia® GTX 560 / AMD 6950 or better

DirectX: Version 9.0c

ストレージ: 1 GB 利用可能

サウンドカード: DirectX compatible sound card

案山子の里(徳島県三好市東祖谷・名頃集落)

<リンク・Steam>

 

https://store.steampowered.com/app/1014680//?beta=1

 

 

 

<お問合せ・Inquiry>

初めてゲームを作りました。まだ完成していない状況での配布ですが、アドバイスなどございましたら、メッセージをお願いします。

 

 

フォームを送信中...

サーバーにエラーが発生しました。

送信完了しました

Transmission completed